Googleアドオンで苦労した事【備忘録】

フリーランス日記

Googleのアドオン申請を通すまでの長い道のり

Googleアドオンを初めてリリースする時に大変だった。

先月、SEO無料ツールをGoogleアドオンで作成しました。

 

【SEOツール】あなたのキーワードのクリック率を10秒でチェックします!
あなたのサイトに来ているキーワードのクリック率が平均以上か平均以下か10秒でチェックします。 クリック率(CTR)の改善はアクセス数に直結します!クリック率が平均より低いという事は必ず理由がありますのでそれを追求してキーワードやディスクリプションの見直しをしましょう!SEO対策時短ツール

 

簡易的なプログラムの為、GASでのソースはすぐ作成できたのですが

アドオンとしてリリース(皆に使ってもらう)するまでに ×5倍は苦労したので。

同じようにGoogleアドオン申請で苦労してる人の為、また自分自身の備忘録の為にここに記録します。

Googleアドオン検索画面

【ビジネスツールタブ】検索ボックスにCTRを入力すると表示されます。

 

 

アドオン実行時にエラーメッセージの対応

申請を通す前はアドオン実行時にエラーメッセージが表示されます

これをなくすために Googleに承認申請を送る必要があります。

このアプリは確認されていません
このアプリは、Google による確認が済んでいません。よく知っている信頼できるデベロッパーの場合に限り続行してください。
デベロッパーの場合は、この画面が表示されないようにするには確認リクエストを送信してください。 ヘルプ
所在がはっきりしないアドオンでこのようなメッセージが表示された場合は、Google未確認の状態なので使用は避けましょう。

 

このままじゃ 怖すぎて誰も使ってくれないと思います!

 

 

スクリプトエディタ画面から[デプロイ]する

スクリプトエディタから「公開」⇒「ウェブアドオンとしてデプロイ」を選択する

アドオンを配置する

題名に記号は避けてください

記号をつけると後からGoogleの偉い人からやりなおしてくださいメールが来ます。

簡単な説明このアドオンではサーチコンソールからダウンロードしたスプレッドシートのキーワードデータの出現数や表示回数を降順に抽出します。
キーワード選定やSEO対策にお使いください。
インストール後のヒントメニューのアドオンから[SEO]キーワードチェックをクリックしてください

インストール後のヒントは動詞でわかりやすく簡潔に書かないとだめだしきました><

 

UI style guide for Editor Add-ons  |  Google Workspace Add-ons  |  Google for Developers
アドオンの種類スプレッドシートのアドオンの為スプレッドシートを選択

GoogleCloudPlatformでプロジェクトを作成しておく

申請前にGoogleCloudPlatformから認証情報を設定しておく必要があります。

  1. 新アプリ用のプロジェクトを作成する
  2. APIとサービスから認証情報を開く
  3. 認証情報の「OAuth同意画面」を開く
  • スコープの設定
  • プライバシーポリシーの設定

ここでではスコープの設定とプライバシーポリシーの設定を行います。

スクリプトエディタの「ファイル」プロジェクトのプロパティのスコープタブを開きます。

そちらにあるのがこのスクリプト内で使われているスコープになりますのでこれを「OAuth同意画面」のスコープに必ず追加してください。

そうしないと申請が通りません!

私のアプリでは スプレッドシートの読み書きがあるので「spreadsheets」を追加します

 

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送信時にスコープを追加する理由を書いて

このアプリでは
https://www.googleapis.com/auth/spreadsheetsを使用し
スプレッドシートの読み書きや計算やソートなどを行います。

送信します。

 

スコープがうまく追加できなかったら

https://www.googleapis.com/auth/spreadsheetsはAPPsScriptAPIを有効にしていないと追加できませんので気を付けてください。

 

プライバシーポリシーについては私のサイトのを参考にしてくれればと思います。

プライバシーポリシー英語Verは苦労しました。もう二度と書きたくない・・

 

問題なければGoogleアドオンチームさんから夜中に返事がきます。

プロジェクトを関連付けを行う

 

プロジェクト番号を入力してプロジェクトの関連付けを行います。

Chromeウェブストア用の編集画面を書く

これもまためんどくさい

公開できないエラーが発生する場合

公開できません

アイテムを公開するには下記のエラーを修正する必要があります。変更が終わったら、[下書きとして保存する] を忘れずにクリックしてください。
There is no API Console project with the id specified in the manifest’s api_console_project_id field
解決策

GoogleCloudPlatformを開く

  1. ダッシュボードから+APIとサービスの有効化ボタンを押下する
  2. ダッシュボードで、フィルタボックスに「marketplace」と入力し、表示されたらG Suite Marketplace SDK(APIではなく)をクリックします。

G Suite Marketplace SDKの設定

  • サポートのURL
  • 画像の設定
  • スプレッドシート アドオン拡張機能にプロジェクトIDを入力

 

「ファイル」⇒「プロジェクトのプロパティ」⇒プロジェクト キー(サポート終了)を選択

 

全て入力後「変更を保存」を押下する。

ここでG Suite Marketplace SDKの設定をちゃんと設定しないとThere is no API Console project with the id specified in the manifest’s api_console_project_id fieldエラーが出続けるよ

 

ここでは自分のプロジェクトでなくG Suite Marketplace SDKの設定という所に注意してください

画像を準備します

  1. アイコン用の画像を用意する サイズ128×128
  2. スクリーンショットか動画を用意する
  3. タイトル画像を用意する
  • タイル(小) – 440×280:
  • タイル(大) – 920×680: (省略可能) 
  • マーキー – 1400×560: (省略可能)

 

必要項目をちゃんと入力

URLや

説明文など

後から変更できますが申請が必要だったりするので最初からある程度完成形にしておく事をおすすめします。

途中でわからなくなったら「ドラフトで保存」を押下します。下書きみたいなものです。

公開する

「変更をプレビュー」を押下してプレビュー画面を確認します。

問題がなかったら「変更を公開する」ボタンを押下します。

この時点ではまだ公開されません、これからGoogleアドオンチームの審査に入ります。

Googleアドオンは大変だった

Googleアドオン検索画面

【ビジネスツールタブ】検索ボックスにCTRを入力すると表示されます。

Googleのアドオン申請は正直 とってもとってもめんどくさいです。

でも 1つ1つ解決していけば必ず公開できます。

苦労した後申請が通って公開できた時はとても嬉しいです。

素敵なGoogleアドオンライフを( *´艸`)

コメント

  1. satrex より:

    アドオン開発者です。Verificationに苦労しています。
    アドオンをもう一本追加しようと思ったら、どハマリして苦しみました・・・
    この情報、ものすごく助かりました!!

    • affiliatermama より:

      satrexさん コメントありがとうございます! Verificationと確認時の時間差みたいなのがあるのでわかりにくいですよね(+_+) お役にたててよかったです!